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大牟田リビングラボでは、地域と企業とともに、生活者のリアリティを踏まえた事業・サービス開発、ビジョンメイク、研究などを進めています。以下のメニューを準備していますので、お気軽にお問い合わせください。もちろん、以下にはない形での協働のご提案もお待ちしています。
大牟田リビングラボでは、地域と企業とともに、生活者のリアリティを踏まえた事業・サービス開発、ビジョンメイク、研究などを進めています。以下のメニューを準備していますので、お気軽にお問い合わせください。もちろん、以下にはない形での協働のご提案もお待ちしています。
大牟田リビングラボでは、目には見えない生活の連関・広がりを捉えることに長けたソーシャルワーカーの視点、見えない前提となっている政策・制度的な視点、そしてテーマに応じてアサインする人文学等の有識者が培った視点を組み合わせることで、企業のマーケティングアプローチでは辿りつかない、思考枠組みを根本的にリフレーミング (転換) する機会を創出します。その際、企業担当者が無意識に自らに課している役割をゆるめ、リフレーミングが起きやすいモードづくりも大事にしています。これまでも、アイデンティティ、老い、健康増進・介護予防、住まい、アクセシビリティ、スマートシティ等のテーマについて、企業担当者とともにリフレーミングを行ってきました。
大牟田リビングラボは基本的に、いわゆる「フィールド貸し」になるような検証的な実証実験を受け入れていません。代わりに、地域とっても価値がある (=地域課題とフィットする) テーマについて、企業と地域の双方がWin-Winになる建て付けを生み出し、共創的に取り組むことにこだわりを持っています。そこには、大牟田で暮らす生活者をビジネスの手段にしないという想い、そして大牟田で価値を問い直す営みによって社会全体に貢献したいという想いがあります。過去に取り組んだスリープテックの実証は、「自分を知る」という誰にとっても重要なテーマとして捉え返したからこそ、行政、生活者との積極的な取り組みとすることが可能になりました。
大牟田リビングラボは、日本全体の20年先をゆくといわれる大牟田市において、生活に密着して本質的な問いに向き合う (現代社会に共通する構造や社会課題を捉え直す) 事業に取り組むポニポニが運営しているという特徴があります。それにより、「予測される未来の市場サイズ×実現性が低すぎない技術進歩」という既存の枠組みの焼き直しではない、「 (企業が捉えることが難しい) 当事者のリアリティとこれからの社会のありかたを両立する」事業ビジョンを検討・構築することが可能です。このとき、企業担当者が無意識に自らに課している役割をゆるめ、自分とのリンクを感じて当事者性を帯び、ビジョン実現に向けた情熱を得ることも大事にしています。
大牟田リビングラボは、現代社会に共通する構造や社会課題を捉え直すことを事業の基盤におくポニポニが運営しているため、高等教育機関、企業の研究所やR&D部門との協働を数多く行っています。また、先進的なテーマを研究する幅広い分野の有識者との対話を実施していることも特徴です。その際に題材としているのが、日々事業を通して向き合っている地域課題です。具体的なテーマは、「健康増進・介護予防」「住まい」といった現象的なものから、「アイデンティティ」「老い」「公共」といった一歩踏み込んだ理念的なものへと広がっています。地域における課題は、射程を深く取ることによって初めて構造的問題に辿り着き、転換への道筋を得ることができると私たちは考えています。その意味で、研究機関や企業との共同的研究は、問題が複雑化する大牟田市にとっても大きな価値があります。